2017-03-15

「日経ストア」アプリについて

わたしは日経新聞の紙媒体と電子媒体の両方を利用していて、日経ストアのID(フリーメールのメルアドを利用)を持っている。ダブル購読では年2冊の電子書籍がフリーダウンロードが出来る。これまで、iPadに「日経ストア」アプリをいれて読んでいた。また、このiPadには英語版の「National Geographic」のアプリを入れていた。ちなみに、英語版のそれは、紙媒体の雑誌を定期購入すると電子版もダウンロードできるようになっている。

一方、勤め先に「日経ナショナル・ジオグラフィック」の雑誌を定期購入していて、こちらは、勤め先のメルアドがアカウントIDとなっていた。Yoga Book(Android・LTE版)を手に入れたので、ここに電子版の「ナショ・ジオ」をいれればよいかと思った。それで、紙媒体の購読をやめて電子媒体だけに切り替えた。「日経ストア」アプリをインストールするも、電子版の「ナショ・ジオ」のインストールができない。問い合わせても一つのアカウントにマージできないと。

しょうがないので、一度試しに、コンテンツを入れ替えてみた。iPadのアプリからIDをログアウトして、別のIDでログインして、電子版の「ナショ・ジオ」をダウンロード、問題なくできた。Yoga Bookのアプリにダブル購読のIDでログインして、コンテンツをダウンロード。うまく行った。

ただし、アプリの違いがあることがわかる。iPadのほうは、iPhoneと共用でグラフィックなものもはいる。しかし、Android版のアプリの方は、スマホ用でタブレット対応ではないようであった。どうも、アプリのこの違いが、成否をわけたようだ。

2017年モバイルアクセスポイント始末記

先に、昨年夏に仕入れたオーストラリアのTelstraの4G端末のロックフリー化の失敗をレポートしたが、オーストラリアのあと、ニュージーランドで購入したアクセスポイントについての顛末を追記しておきたい。

ニュージーランドでは、3Gで通信するZTE製のMF65をSpark(NZ Telecomのショップ名)で購入した。同国では、4Gのカバーできるエリアは限られていて、また、たとえ、3Gでも電波の届かないエリアがある。まあ、日本の8割ほどの国土面積に450万人の人口ではそのインフラ整備状況はやむをえないところ。だから、3Gのアクセスポイントが必須である。

この機種は、外見はSpark専用なのだが、もちろんロックフリー。都合のいいことにAPNなどの設定は自動でやってくれる。ニュージーランドからの帰りオーストラリアでSIMを差し替え、確認できた。

私にとって、問題は日本である。わたしは、IIJ MioのSIMを持っていて、ネットワークはDocomoではあるものの、APNが異なる。SIMを差し替えると、このMF65は自動でDocomoのAPNを読み込みに行ってしまう。当然ながら、同じネットワークでもそちらのAPNではIIJ Mioにはつながらない。成田から名古屋に帰る成田エクスプレスや新幹線で、iPhoneを使ってAPNの書き換え(IPアドレスをブラウザに書き込んで、MF65の管理画面に入るということ)を試みたがうまくいかない。諦めて、自宅のMacのWiFiでMF65の管理画面にアクセスして、IIJ MioのAPNを書き込むことができた。デバイスの違いで出来たのか、あるいは、iPhoneのときに見落としたのか・・・。

わたしの海外用のiPhoneは国内では同じくIIJ MioのnanoSIMを差していて、これは、昨年夏に、オーストラリアのTelstraのSIMに差し替えたときにトラブった。それは、IIJ Mioのプロファイル(APNの設定が含まれる)が邪魔をして、Telstraのネットワークを拾えないのだ。現地では、このプロファイルを削除(「設定」→「一般」→「プロファイル」→IIJのそれを削除)し、逆に日本に帰ったらこのプロファイルをインストールしなくてはいけない。このことは、以前、書いたことがある。