2022-12-08

自宅ネットワークの新たな問題

ルータをDecoに更新してから、メリットは多いのだが課題があることがわかった。

それは、Tor Browser(より正確には、Onionからのリンクを受け取れない)とVPN(勤務先のそれ)がつながらないということだ。

マニュアルではVPNは問題ない(VPNパススルーという機能があると説明されている)ようだが、利用できず(ブロックしているようだ)、回避するための設定ができない(より正確には、VPNを通すためにPPTPもしくL2TP/IPSecの2択で選択することができるが、デバイスは指定できない)。ウェブで見てみるとDecoにはVPN接続に問題があることがわかる。

はじめは、中国の「万里の長城」かとおもったが(Tp-Linkは中国の会社)、同じ会社のWiFiルーター機器Archerシリーズには、VPNを通すよう設定(OpenVPN、PPTPもしくL2TP/IPSecを選択し、ネットワーク内のデバイスを指定できる)で管理できることがわかった(すくなくとも、上位機種にはこの設定があるらしい)。

上位機種のWiFiルータを上位に追加すべきなのかどうなのか、色々調査中。

その過程で、「L2TP/IPsec VPN プロトコルを用いた VPN Gate への接続方法」というページをみつけた(https://www.vpngate.net/ja/howto_l2tp.aspx)。これは、私のケースのような勤務先のネットワークに接続するためのVPNとはちがって、Tor Browserと同じ機能を果たすようだ。ただし、学術利用とかかれている。

2022-11-16

自宅ネットワークのNAS

 先日の自宅内のWiFiの更改後、テレビのビデオ録画用につかっていたNASが不調になった。録画を始めても数分で接続が切れ、録画していた番組を見ていると突然切れた。また、書斎のMacのTime Machineとして使っていた古いNAS(以前、HDDが壊れて別のHDDに置き換えて再利用していた)をつなぐも、これも、不調。

やむなく、テレビにUSBで直結する外付けHDDを急遽購入して、置き換えようとしたが、下調べが十分ではなく想定していた接続するUSBポートは録画には使用できないことが判明した。テレビが古すぎるということだ。それで、もう一度古いNASを再設定して接続したところ、とりあえずはうまく行った。当座しのぎにはなるといいのだが。

新しい外付けは、MacのTimemachine用にした。やれやれ。

いずれ、早晩取り付けているNASがトラブルを起こすことが想定できるので、後継をどうするのか、悩ましい。手っ取り早いのはテレビを新しくして、外付けHDDをつけてしまえば、ネットワークから外れるのでよさげではあるのだが。 

ついでのことだが、自宅書斎のiMacをmacOS Venturaにアップデートしてみたが・・・。

2022-11-09

自宅ネットワークの更新

 自宅のネットワーク環境を一新した。きっかけは、10月下旬、恩師の通夜と葬儀で久しぶりにあった大学の後輩SMから情報をもらっていたこと。かれは、TP-LinkのDecoシリーズをつかっていて、Meshがいいという。動的にWiFiの電波を登録デバイスに飛ばしてくれるのだという。

11月7日月曜朝、食卓においているiPadProがインターネットに接続できていないことに気がつく。ルータをリブートしても解決しない。どこに問題があるのか切り分けができなかったものの、ふとした拍子につながった。当日は、午前中テニスに出たが、昼頃、排気ダクトの清掃を依頼していたので、早々に帰宅して、清掃の業者の方とやり取りしながら、書斎で色々と試してみた。ルータのログをみると、NATPが不足と言っている。これは、ルータの容量不足のようだ。

それで、この際なので、自宅ネットワークの更新を決断する。後輩のすすめのTP-LinkのDeco50を2台と8ポートのスイッチングハブをAmazonで発注、8日夕刻までには届いたのでさっそく交換作業を開始する。気がついたのは、ルータのポートの数。もともとのルータには、WANポート+3ポートだったが、Decoは全部で3ポート。しかも、8ポートのハブは全て埋まっている。結局はもとのハブと併用することとなった。

後輩のアドバイスをもらいながら、マンションのほぼ中央に設置したDeco50からの電波がよわいところに、もう1台を設置。もともとのWiFiアクセスポイントは自宅の有線ネットワークにはつなげるものの(音楽を流す)、WiFiは停止した。DecoのMeshはなかなかお利口さんで、デバイスがいるところに向かって電波を飛ばしてくれるようで、時間を追って電波強度の濃淡が薄まってくる感じがする。

更に良かったことは、回線スピードが改善したことだ。もちろん、集合住宅なので、時間帯によっては、上下するものの、良好なときにはほぼ倍。UPが135Mbps,DWNが157Mbpsとなる。モダンなマシンの恩恵を受けた感じ。

2022-05-26

定年後の職場の状況

 この3月で私の立場が大きく変わった。70歳で定年退職して、1988年以来、34年間使用していた自分のオフィスを失うことになった。ただ、数年前から、とりあえずは自分の書籍とパソコン環境を同じ組織の別のキャンパスに移す算段をして、「居場所」を確保できている。その状況を記録しておく。

 幸いなことに、スペースとしては倍になったとはいえ、基本的には部屋(研究室という看板だが)はミニ図書室の扱いなので(出入り自由で鍵はかからない)、私自身は図書の管理者に限りなく近い。ただし、前任者の図書と私の図書を管理するので、これはこれで心が落ち着くところだ。ただし、運び込んだ図書の未開封の段ボール箱は多数残ってはいるのだが・・・。

 仕事用の資材としては、もとのオフィスから所蔵していたMacMiniとiMac(ただし、ScanSnap操作の専用) 、ほかに、Macbook Pro(持ち出して、非常勤講義につかう)とMacbook Air(ミニ図書館の管理用)。ハブを設置して、プリンター(Oki C531n)とAirMac Express(施設のWiFiの補助として)を引っ越ししてきてこちらのネットワークに接続した。また、オーディオも引っ越したので、ひっそりとした音量でBGMも流れている。

私の境遇は、年単位の更新で最長3年といわれているので、それまでの間にこの図書の目録を公開して(所属先の図書館の所蔵図書以外のものもそれなりの冊数が含まれる)、その後も、それを理由に自由に出入りする根拠を作ろうかと思っているのだが。それはそれ、うまくいくかどうかは別の話だ。うまくいかなかったろころで、まあ、いいだろう。