Evernoteは、2008年4月から使っていて、ウェッブクリップに重宝している。noteの数も27000を超えた。とはいえ、保存しているデータを上手く利用できているかというと、そうではない。そこで、最近、補完するものとしてObsidianを利用することで、Evernoteに保存しているデータを上手く活用できるのではないかと考え始めている。
また、Obsidianだけでなく、DayOneやSimplenoteにもメモを書いていて、これらをうまく連携することができればいいと思っている。今回の書き込みは、入口だが、ObsidianとEvernoteの同期問題について書いておきたい。
Obsidianは、Obsidian自体が提供する有料のクラウドサービスが存在するがそれに代わるものは、iCloudしかないらしい。遅延の原因が、どちらにあるのか不明だが、データが同期できていない場合がある。
Obsidianの同期が遅い場合(同時に、緊急を要する場合)、MacのiCloudを一旦終了し、再開したうえで、Finderに表示されている該当するディレクトリをクリックして「雲マーク」を解消(同期するということ)すればよい。もう一つは、Obsidianを動かしたままシステム終了すると同期がうまく行かないようで、システム終了前に、アプリを終了しておくほうが良い。これは、iOSでも同様のようだ。
EvernoteでWebクリッピングをしても、同期に時間がかかることがある(アプリにしばらく表示されないということだが、もちろん時間をおけば、同期が進む)。こうしたとき、Webクリッパーで保存が完了していれば、クラウドでは保存できている。同期を早くするには、アプリで、保存したクリッピのキーワードを検索にかけると、検索は、クラウドを検索するようで、結果としてダウンロードしてくることになる。
ObsidianとEvernoteを連携するEvernoteのnoteを右クリックして「内部リンクをコピー」ー>「アプリのリンクをコピー」をObsidianに【インデックス名](アプリのリンク)とすると、この「インデックス名」をクリックするとアプリ(MacOSでもiOSでも)、該当のEvernoteのnoteを開くことができる(ただし、【インデックス名](アプリのリンク)の全角大括弧、全角丸括弧は半角)。ただし、Evernoteでの同期が完了していなければならない。