2025-10-08

四字熟語とラップで読み解くAI時代の影と光

 四字熟語の文化的背景

中国古典には五言律詩や七言律詩があるが、ここでとりあげる「四言律詩」はもちろんその単なる模倣ではない。もととなるのは、四字熟語であるが、中国古典に起源を持ちながら、日本語の中で独自の文化を形成してきた【1】。  
平安期には漢文訓読とともに教養層に広まり、江戸期には寺子屋教育で庶民にも浸透していたと考えられる。  

現代では新聞見出しや広告コピーに使われるなど、短く強い言葉として生き続けている。この記事は日本語に根付いた四文字熟語の凝縮力に注目し、現代のテーマを詩的に刻む試みである【1】。この凝縮力とリズム感を活かし、AI時代の倫理・社会・環境を批評する詩を構成したいと考えた【3】。また、読み下し文の代わりにラップ風の解釈を添え、古典と現代の言葉遊びを融合させることも試みた【2】。

なお、この試みは著者がMicrosoft 365のCopilotのChatGPT-5との対話を繰り返しながらまとめたものであることを付言しておく。

「四言律詩」:二八句(四字熟語)

<第一連>  
記憶喪失 文脈逸失  
阿諛追従 虚構生成  
機械学習 自動推論  
無限生成 深層解析  
過信盲信 依存加速  
安心幻想 恐怖拡散  
覇権争奪 投資過熱  
利益偏重 格差拡大  

<第二連>  
情報氾濫 真偽混乱  
倫理漂流 責任曖昧  
資源枯渇 生態破壊  
気候変動 循環不全  
効率至上 幻影現実  
規制模索 崩壊連鎖  
透明設計 適正規制  
説明責任 公開審議  

ラップ風読み下し

<第一連>  
記憶は欠落、文脈は迷子、返答は上手でも芯がないよ  
ニコニコ同調、でも事実はどこ? 虚構のリンゴが甘すぎるほど  
エンジン全開、学習回路、データの海で自動推論  
無限に吐くけど意味は薄い、深層で見落とす小さなノイズ  
盲信・過信、便利は魔法、依存が増せば判断は他所  
安心が幻想、恐怖は拡散、バズるたびさらに感情は散弾  
企業は覇権、投資は加熱、KPI至上で現場が疲弊  
利益が片寄り、格差が拡大、声なきユーザーが置いてけぼり  
(リフレイン)
    止めるのは今、止めるのは今、誰が責任を持つ?  
    Yo, check the flow,問いはここから、未来を選ぶのは誰だ?  

<第二連>  
タイムラインは情報洪水、真偽が混じって視界は濁流  
倫理は漂流、責任曖昧、「誰が決めた?」が宙を舞う  
資源は乏しく、生態は崩れ、気候の針が限界を指す  
循環が不全なら進化も不全、効率礼賛は未来の自滅  
現実と幻影がごっちゃの画面、規制は模索でボールは宙  
崩壊の連鎖を止めるのは今、設計を透明に、仕様を公表  
ルールは適正、説明責任、合意の場では公開審議  
(リフレイン)
    人間中心、人間中心、人間中心!  

ラップへのリフレインの文化的背景

わたしは、ラップの世代ではもちろんない。早口言葉のようなフレーズは苦手な部類ではある。しかし、リズムがとてもよい。本場アメリカのみならず、日本語でも良いし、最近では、モンゴル語のラップが大ブームとも聞く【14】。繰り返しは耳に残り、ビートの芯を作る【4】。「四言律詩」にはないが、ラップには重要な要素としてリフレインを追加した。 

「止めるのは今」「人間中心」など、行動や価値を刻み込むこともできる。  
日本語のリズムとしては、仏典や和讃にも類似性があり、そのなかで「南無阿弥陀仏」が繰り返されるなどの反復がある。リフレインは、信念と記憶を支える役割を果たしてきたのではないだろうか【5】。 

もともと、中国古典にも四字熟語(たとえば、四面楚歌などの多くの例がある)があり、もともとサンスクリットで書かれた仏典は漢字で音訳し更に字義を工夫することで意味も伝えてきた。そうした漢字でかかれた仏典が日本にやってきて、漢字読み下しで読まれていたであろうが、日本語的な響きがくわわった。こうした仏典の読誦は、漢語を和語に読み替える過程で独自のリズムを生んだといえる【5】。たとえば、正信偈や和讃には、漢字の重みと日本語の流れが融合した拍のリズムがあると思う。

こうした文化的翻訳の歴史を踏まえると、四字熟語を組み合わせれば「四言律詩」と言い換えることはまんざらでもないと思われる。さらに、漢字と日本語の意味を踏まえた四字熟語の凝縮力とラップのビート感を組み合わせることで、言葉が「詩的批評」として機能する可能性があるのではないだろうか【6】。

まとめ:文化・技術・方法論の交差点

ここに記したことは、そもそもは、先の記事に書いたように、モノローグ法をもちいてAIとの対話をおこなうと、どのようなことができるのか、その可能かその一端を示すことでもあった【13】。

ChatGPTなどの生成AIはTransformer構造を基盤とする大規模言語モデル(LLM)である【9】。それをふまえて、現在のAIを活用するには、生成AIの特性と倫理課題を理解することが不可欠であるとかんがえる。そもそもはAIは何かを思考しているわけではなく、確率モデルに基づき、意味理解ではなく統計的パターンに依存したアウトプットをしてくる。この特性が典型的にしめされるのが「幻影現実」(ハルシネーション)や「文脈逸失」を生む背景である。学習データの偏りやモデルのブラックボックス性は、倫理課題と技術課題を複雑化させていると言えるだろう。

また、AIは便利さと引き換えに、透明性・説明責任・公平性といった倫理課題を抱えている【7】。 生成AIはハルシネーションを起こし、誤情報を拡散するリスクを持つ。こうした問題は社会的信頼を揺るがし、規制や監視の議論を加速させているのである。EU AI ActやOECD原則など、国際的な枠組みが策定されつつあるが、残念ながら、その実効性はまだ不透明である【8】。

こうした隘路から抜け出すためには、根本的な技術革新もそのひとつかもしれないが、利用のための方法論としては、モノローグ法が重要なのではないだろうか。AIを単なる指示応答の自販機ではなく、思考の相棒として使うことで、発想・構造化・検証・編集の力を引き出せるはずである。 

今回の試みは、文化と技術を横断し、AI時代の批評と創造の可能性を探るものであった。しかし、御覧頂いたように四字熟語とラップを組み合わせる試みは、単なる言葉遊びではないことを示すことができたと思う。さらには、AIをこうした広場に引き出す試みとしても興味深い共同作業ではあったと思う。
 

文献リスト

1. 加藤常賢『日本語の歴史』岩波書店  
2. 宇田川岳夫『日本語ラップの文化史』青土社  
3. 山田尚勇「四字熟語の美学」国語学会誌  
4. Chang, J. *Can't Stop Won't Stop: A History of the Hip-Hop Generation*  
5. 佐藤弘夫『仏教と日本文化』法蔵館  
6. Crawford, K. *Atlas of AI: Power, Politics, and the Planetary Costs of Artificial Intelligence*  
7. Floridi, L. *Ethics of Artificial Intelligence*  
8. EU AI Act (Official Document)  
9. Vaswani et al. “Attention Is All You Need”  
10. Bender, E. et al. “On the Dangers of Stochastic Parrots” *FAccT Conference* 
11. Zuboff, S. *The Age of Surveillance Capitalism*  
12. OpenAI Technical Report on GPT Models  
13. Qiita記事:「AIと『対話しない』対話法、モノローグ法」2025-09-26 Qiita
14. 島村一平『ヒップホップ・モンゴリア──韻がつむぐ人類学』青土社

AIとの出会いとモノローグ法──プロンプト一辺倒からの転換

2022年末、ChatGPT公開版が登場したとき、私は「使える」と思った。しかし、どう応答すればその能力を引き出し、自分にとって便利な方法になるかに迷った。当時ネットに流れていたのは「作業手順書=プロンプトでAIに指示する」という方法だった【1】。
 

AIとの出会い(2022年末)
私が抱えていた課題は、定年退職を機に勤務先Webページに書いていたブログを回収し自分の手元に置くことなど、様々な書き散らした文書をどのように集約するかが課題だった。長年コンピュータに関わり、新しもの好きの性格もあって、様々なノートアプリやブログに大量のノートを保存していた。しかし、互換性のない古い形式も多く、完全復元は難しかった。たとば、PDFとして残っていたものからテキストを回収できたものもあった。  

 

ブログ回収とObsidian導入
ほぼ同じ時期、Obsidianというアプリが文書の蓄積・再活用に便利だと知り、取り込みを開始していた【3】。ObsidianはMarkdownベースでノートをリンクし、知識をネットワーク化できるアプリで、ノート間の関係をグラフで視覚化し、柔軟な非線形構造で思考を整理できからである【4】。この作業を加速したのがAIだった。様々な形式で出力されていた文書を一定の形式にまとめ、切り分けるにはコーディングが必要だと理解したのだが、課題は残った。
 

PythonとChatGPTの役割
学生時代にメインフレームでFortran、パソコン時代にはいりBasicを使った経験はあったが、柔軟なテキスト処理にはこれらは不向きだった。調べると、モダンな言語のPythonが適していると知り、習得を決意した。くわえて、ChatGPTの登場で、プロンプトを使ってコードを生成し、質問や修正を繰り返すことで、目的(ブログ記事のバックアップから日付単位で切り出す)は一気に進むことになった【1】。
 

モノローグ法の発見
コーディング対話を重ねるうち、プロンプト一辺倒のやり方に飽き、簡単な疑問やニュースを質問するようになった。とくに、今年8月以降、ChatGPT-4/5やGemini、Claudeが進化し、検索も可能になり、面白くなった。たまたま、Qiita記事「AIと『対話しない』対話法、モノローグ法」(2025-09-26)を読んで、自分のやり方がモノローグ法だったと気づいた【2】。AIを「指示→回答の自販機」ではなく、思考の相棒として使うと、発想・構造化・検証・編集で力を発揮することがわかってきた。
 

Evidenceモードと根拠要求
AIが出す情報に根拠を求め、文献リストを添えるよう指示した。こうすることでハルシネーションを避けられると考えたからだ。ただし、AIは記憶喪失や文脈逸失を起こすことが多々ある。こうした特性をからかいながら、モノローグ法で対話を重ね、思考を鍛え、資料を収集することは、老後の知的生活として張り合いがあることにも気づかされた。
 

次の記事への接続
この経験を踏まえ、次に紹介するのが「四字熟語とラップでAIと現代社会を風刺する」という記事である。ChatGPTの能力を引き出し、思いつきを書き込み、大量の文章を吐き出させる「AI助手」を活用した試みである。ご笑覧あれ。

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文献リスト

1. ChatGPT公開日:2022年11月30日 ChatGPT - Wikipedia
2. Qiita記事:「AIと『対話しない』対話法、モノローグ法」2025-09-26 Qiita
3. Obsidian公式サイト [Obsidian.md](https://obsidian.md/)
4. Obsidian (ソフトウェア) - Wikipedia [Wikipedia](https://en.wikipedia.org/wiki/Obsidian))


2025-10-01

NHK Oneへの移行がうまくいかない件

 10月1日からNHK Oneへ移行するというので、NHK+からのユーザ移行の手続きをしようと、登録手順に入るが、登録メールアドレスへの「認証コード」を記載した返信メールがとどかない。

 10月1日からスタートと言っておきながら、情けない話だな!ユーザからのアクセスが殺到してパンクするのは確実に予想できたのに。 

2025-10-2:追伸:この記事をかいたのが、1日の午前中だった。登録を試みたのも午前中。なんと、夜中の0時8分に認証コードを記した返信メールが届いた。なんだと!もう白河夜船です!何時間かかった返信なのか。しかも、10分以内に使用しないと有効期限が切れる、と。なんじゃそれ!

今朝、そのメールをみて、再び登録を試みるも返信なし!夜中に届くのかあ!

iPadOS26のフローティングキーボードの震え

 わたしのiPad miniは第6世代なのだが、iPadOSs6に先日アップデートした。いろんな機能を試し中だが、フローティングキーボードが震えて入力ができなくなるというトラブルに出くわした。

 調べると、「設定ー>一般ー>キーボードー>フローティングキーボード上をなぞって入力」 のスイッチをオン・オフすると、フローティングキーボードが再認識されるらしく、症状が収まって入力できるようになった。

再起動でもこの症状は収束しなかったので、このトラブルは面倒だな。わたしは、とりあえずは、解決なんだけれど! 

2025-06-15

ユニバーサルコントロールについて

 今年の3月から仕事場を引き上げ、そちらのMac mini(2018)とPromise Pegasus(NAS)を自宅に持ち帰った。自宅の書斎にはメインで使用しているiMac(Retina 5K, 27-inch, 2020)と2台を並べておいた。PegasusとはMac miniのファイル共有を介してiMacのTime Machineの保存先として利用していた。だから、Mac miniの方は起動しているもののファイルサーバのコントローラーとして利用しているだけだったといえる。

ところが、Pegasusの方は、Mac miniのOSのバージョンアップ(Sequoia 15.5)でついに認識しなくなった。以前から、レガシーデバイスのドライバをアップデートするように表示がしつこく出ていたものの、なんとか、認識できていたのだが・・・。

それで、Mac miniをあらためて、どのように利用するのか、とおもったが、Time Machineのターゲットにするにはストレージの残量が129GB/1TBとなっていて、使えない(もっともデータが重複しているはずなので、そのうちなんとかしよう)。思いついたのが、ユニバーサルコントロールを利用してマウス(トラックパッド)とキーボードを共有して、両マシンを活用しようということだった。

もちろん、コピー&ペーストもできる。 

ユニバーサルコントロール:1つのキーボードやマウスでMacやiPadを行き来しながら作業する: https://support.apple.com/ja-jp/102459 

ユニバーサルクリップボードを使ってAppleデバイス間でコピー&ペーストする:https://support.apple.com/ja-jp/102430 

2025-05-18

iPod Classicでのトラブル

 2025-05-15に、車載のiPodがディスコネクトされていて、いつものリブート(センターボタンとMenuを長押し)では復旧しない。これまでもリブートしてからの再生曲数が500曲を越えるとディスコネクトされていた。いったん、自宅に持ち帰ってiMacに接続してみるが、Finderが認識(iTunesは認識しない)してDFUモード(これは、リモートディスクとして認識するということ)に入り、ファームウェアをダウンロードするというメッセージがでたが、その後、エラー1675がでて、接続が切れてしまう。また、同じてじゅんでの別の挙動では、「このiPod用のソフトウェアは現在使用できません」が表示される。デバイスがふるすぎるということか?、認識しないようにおもえた。以下に再録するようにiPod ClassicはストレージをSSDに交換し、バッテリーも交換していた。

 

そろそろ、寿命かとかんがえたので、代案としてAndroid(Oppo)に音楽データをコピーしようと思った。しかし、データを一括で移動するのは面倒だ。まず、一番簡単そうなのは、直接に接続することだが、しかし、AndroidをUSBでMacに接続しても、ディスクを認識してくれない。Androidの方の設定がよくわからない(USBの設定をデータ移行できるようにへんこうするようにとの情報もあるが、設定にはみつからない)。色々探した挙げ句、MacとAndroidのデータの格納場所はわかったけれど、Macのデータは、アーティスト単位のフォルダがトップで、その下にアルバムのフォルダ、そのなかにMP3データが入るという入れ子構造になっている。Androidのほうは、MP3データファイルをコピーできたが、フォルダごとというのができない。Googleドライブにデータをいれて、引越し作業しようと試みるが、楽曲単位でしかできないので思案していた。


ところが、すったもんだの挙げ句、iPodの液晶にバッテリーがショートしているという表示が出て、バッテリーを充電したら再起動した。やれやれ!どういうこと?根本的な解決?想像するに、電源切れのままリブートしようとしたので、プログラム的に復元モードに切り替わり、ファームウェアのバージョンアップはないのでスタックしてしまったようだ。もともとは、バッテリーが消耗していたので(バッテリーも更新して1年半ぐらいだから、たぶん、長時間ドライブが最近少ないから消耗していたのかもしれない)車載システムからディスコネクトされていたということだろう。iPodの表示も電力が少ないからかすかに見える程度だったということもある。

 

さて、iPod Classicにかんする記録の再録。遡るが、別に書いている日記から、このiPod Classicの記事を以下に再録しておく。このデバイスは実は、2023-12-28にストレージとバッテリーを交換している。

[2023-12-28] 15時からの予約でiPod ClassicのバッテリーとHDD160GB→SSD128GBへの交換の予約を入れていている。・・・前日にネットで調べて予約していた「iPhone修理のクイック」に向かう。予約時間より早く到着したが、1時間ほど(の作業に時間がかかる)というので、携帯に電話を入れてくれるという約束で、まずは、JR高島屋10Fの催事会場の「琳派、若冲、ときめきの日本美術」という京都の細見美術館の出品を見に行く。店からの電話は、あっけなく15時半にかかってきて、ちょうどタイミングが悪く「若冲」のまえだった。このコレクションの若冲の作品は、水墨主体で、極彩色のものはない。明治の細見家のコレクションの趣味もそのようだったのだろう。プライス・コレクションのような極彩色のものは、たしか、1点ほどであったかと思う。想像するに、デザインとしては優れてはいるが彩色の作品の評価は低かったので購入していなかったのかと。コレクションの年代が書かれていないので、よくはわからないけれど。

iPodの修理はあっけなく終わった。この店は、Apple製品中心というわけではなく、Androidもふくむスマホの修理の専門店のようで、くわえて、MacBookも修理が可能ということ。おもいがけず、あっさりと、しばらく前にどうしようと迷っていたものが解決した。帰宅して、「ミュージック」で楽曲をコピーする。128GBのSSDにリプレースしたが、使用したのは45.4GBだった。重量は断然軽くなったし、動きも早くなった。これで、iPodの寿命延長ができたというものだ。今どきはスマホに楽曲を保存するというトレンドなのだろうが。

もともと、このiPodは車に常備していて、数日以上に旅行に出るときには宿に持参して(小型スピーカーで鳴らして)いたものだ。今回も、数日前からバッテリーの寿命がきた(しばらくだましだまし使っていたし、今回も、充電できていたから、なんとかなっていたのかもしれない)ときには、AndroidをBluetoothでAmazon Primeで楽曲を聞いていた。もちろん、これでもいいんだけれど・・・。しかし、自分自身の音楽CDのコレクションをすべて入れているから、自分のiPodを使うのが快適なのだ。だから、思い切って、長寿命化を試してみたということだ。

2025-01-25

古いMacの活用、その第2弾

 今回書くのは自宅においてあって、すでにiTunesのサーバーとしか使っていなかったMacMini(Late 2012)を先のMacBook Airと同様にOSX 10.8.5(Mountain Lion)に工場出荷復元をした。今回の報告は、セキュリティの事情(セキュリティ証明がとれない)でなんともならないSafariに代わるものはないかと探してみたらFirefoxの古いバージョンならなんとかなるようだということがわかった。


セキュリティの事情

以下には、Chromiumなら古いOSXにも適応と書いてある。

古いMacOSについて

Firefoxという チョイスも!

Firefoxの場合


ということで、Safariが当てにならなくとも、他のブラウザでクリアができるということ。


[追記]Firefoxだた、もちろんすんなりではないが、すくなくとも、セキュリティ証明書を取得できる。Safariもやれば!といったところか。なにしろ、SafariやAppleStoreなどは、とにかく、アクセスもさせてくれないんだから。

 [手順]
以下からMac用のファイルをダウンロードし、
[Directory Listing: /pub/firefox/releases/45.9.0esr/]
解凍した結果現れる「firefox-sdk」フォルダの下の「bin」に含まれる「Firefox.app」を古いMacMiniにコピーする。
起動すると古いMacMiniがインターネットに接続していれば、「Firefox Bowser」のアップデートを促すページが表示される。
他のページにアクセスしようとすると、「Your connection is not secure」というページが表示されるので「Advanced」ボタンをクリックする「Add exception」をクリックすると、セキュリティ証明を取得するウィンドウが表示されるので、「Get Certificate」をクリックし、「Confirm Security Exception」ボタンをクリックする。
完了するとインターネットのどのウェブページにもアクセスできるようになる。
ただし、Appleのサイトにはアクセスできない。おそらく、Appleだけでなく、様々なサイトでアクセスが拒否されることが予想されるが、少なくとも、Google様は寛容なように見える。

2024-11-04

MacBookAir (2012 Mid)の活躍

このブログの過去の記録を見ればわかると思うが、何度もこのMacBookAir (2012 Mid)が登場する。しかし、先の書き込みのように、救世主のように活用できるとは思わなかった。もう12年も活躍している。途中、バッテリーとSSDを自身で換装したのが功を奏して延命できていると思うことにしよう。

古いMacOS再インストールの顛末

 1:発端
発端は、2010年代に開発をしていたJavaベースのアプリケーションがOSのバージョンアップのために(迂闊なことに、やらかしてしまった)起動しなくなっていたのでそれを復活させようという試みであった。

知人に頼んで古いMacOSをのこすMacを探してもらったが、見つけることはできなかった。

手元にある最も古い(生きている)Macは、MacBookAir (2012)(以下、「Air」と記すことにする)だった。このマシンは現在使っていないがそれでも、生きている。このマシンを活用すればなんとかなるのではないかと考えた。

「Air]は、もともとOS X 10.8 Mountain Lionがインストールされていたが、順次バージョンを上げてMacOS 10.15 Catalinaまでアップデートしていた。くわえて厄介な別の問題はAppleの起動ディスクのフォーマットが従来の拡張ジャーナリングからAPSFにMacOS 10.13 High Sieraから変更になっていたことだった。いずれにしても、バージョンアップすることなく古いままにしておけば今回のような問題は起きなかったはずだったが、後悔先に立たずの典型的な「やらかし」ではあった。

2:最初の試み:インストーラの使用
はじめは、インストーラをAppleのサイトからダウンロードして「Air」に新たに用意したパーテーションもしくは起動可能な外部ストレージにHigh Shiera以前のOSをインストールしようと考えていた。

古いMacOSを復元する件、矛盾が重なっているようだ。MacOS10.13 High Siera 以降APSFフォーマットが必須になっている。またSSDはAPSFフォーマットでないとシステムをインストールできないようだ。ところが、ディスクユーティリティ.appではSSDをAPSFフォーマットしようとすると選択肢がない。

以下のように、SSDの一番上の階層を選択して「消去」からAPSFフォーマットできた(MacでSSDをAPSFでフォーマット出来ない場合はコレ|サウンドフレーム)。ところが、インストーラを起動して外部ストレージに古いMacOSをインストールしようとしても、システムが合わないと拒否される。

さらには、MacOS 10.15 Catarina(MacBook Air 2012)でApp Storeにアクセスできない。ネットで検索するとCatarinaでアクセスできないことが書かれていたが、Appleがわの回答はありきたりのもの、一つはネットワークの問題だがべつのWiFiのあっクセスポイントに切り替え、Apple IDをログインし直してもやはりだめ、どうすりゃいいんだ?

VenturaでHigh SieraをApp Storeからダウンロードしようとすると、ダウンロードが完了できないものの(そのようなメッセージがでてくる)、Applicationフォルダにインストーラはダウンロードできた。メッセージは完了していないようだが、インストーラはダウンロードできているので、これでできるかもとおもい、試してみたところやはりだめで、Catarinaでも「古いMacOSのインストーラに゙対応していない」と出てしまう。

ブラウザでHigh Sieraより古いSiera 10.12をダウンロードできるが、インストールの際、「インストール先」を選択できない。試しにそのインストールさきはCatarinaの入っているボリュームだが進めるとインストールの完了までできてしまう。一体どうなっているのか?まさか、再起動したらSieraが出てくるなってことだったら嬉しいけれど、ありそうにない。それで、Sieraよりもっと古いMacOSを引き続きダウンロードしてみる。Yosemiteを試みた際のインストラーなど、やってみたが、やっぱりだめだった。

これは、後で分かるのだが、インストール先がAPSFフォーマットのでぃすくであるからインストールできないのだった。

3:解決方法:「リカバリ(復元)」を利用する
試しに、ChatGPTと問答をしてみると、回答の一つの引用元に「Intelプロセッサを搭載したMacでmacOS復旧を使用する - Apple サポート (日本)」というサイトがあった。ChatGPTは最初から「リカバリ(復元)」を勧めたわけではなく、先に書いたインストーラを用いる方法を回答していた。しかし、インストーラをもちいた再インストールはすでに失敗していた。

引用元によれば、リカバリー(復元)を用いるとそのマシンの工場出荷時のOSを再インストールできることがわかった。

ディスクに保存されているディスクイメージからの復元のための再起動後の「Cmd+R」では、Catalinaの再インストールになってまずだめであった。記憶では、この「Air」は再フォーマットしたことがあるので、古い復元情報は消去されたからと思われる。

次にインターネットからダウンロードして復元する「Shift+Option+Cmd+R」を試みた。「復元」モードが立ち上がってくると、まずインターネットへのWiFiのアクセスポイントとパスワードがきかれる。そこで、入力すると「再インストール」や「ディスク・ユティティティ」が含まれるウィンドウが表示される。ここで、もう一度WiFiの情報を入れ直すとMountain Lionのイメージが現れて正規ユーザであることなどの「同意」が求められる。ところが、インストール先のディスクが表示されない。

これは、「OS XまたはmacOSをインストールするディスクがありませんか?ディスクが表示されない修正方法」でわかったのだが(まあ、わかってはいたが)、High Siera以降はAPSF形式でフォーマットされており、それ以前の「拡張ジャーナリング」形式のフォーマットではなくなっている。そこで、一旦ディスク・ユーティリティにはいって対象のディスクを「消去」してAPSFを削除して、「拡張ジャーナリング」を選択した。そして、あらためて、再インストールを選ぶとインストール先のディスクが表示されていて、選択でき再インストールを開始することができた。

4:古いシステムでの問題
システムがインストールできたとはいえ、レガシーなシステムであるがゆえに問題も大きい。iCloudへの接続やインストールされているレガシーなブラウザのSafariですら勝手が違う。App Storeに入ることもできない(ログインすらできない)。当然のことながら、現在のアプリの多くは古いバージョンでないかぎり機能しないことが想定された。

まず、私の開発に関わったアプリをインストールした。Mac用とWindows用のインストーラが用意してあったのだが、Windows用にはJavaのruntimeを含んだものと含まないもの(これは、インストールされているシステムのJavaを使用するか使用しないかを選択可能なように準備していた)の2種が用意されていたが、Mac用にはruntimeを含まないものしかなかった。しかし、これはシステムに付随するJavaとの相性も問題になる可能性があった。しかし、幸いなことに、インストールしたMountain LionにはJavaは含まれておらず、アプリを起動しようとするとOSはアプリに適合する2013年版のJavaをダウンロードしてインストールしてくれた。おかげで、問題なくアプリは動き始めた。

やりたいことは、レガシーなアプリからデータを取り出すこと(別途のデータベースを利用するのではなくデータはアプリが使用するjarファイルに含まれていた)であった。とりあえずは表形式でデータを表示できたので、txt形式のデータをコピーできたが、インストールされている「メモ」では、csvに変換ができないし、iCloudにリンクできていない以上、後処理に用いることができないことが理解できた。

そこで、頼みの綱はCotEditorであることを思い出し、ネットで調べてみるとアーカイブの中に、対応するバージョンが保存されていることを見出すことができた。そこで該当するdmgファイルを取り出し、Mountain LionにインストールしてCotEditorにコピー&ペーストして、外部ストレージに保存し、データを救出できた。あとはそのデータをカレントシステムのCotEditorで置換えてcsv形式に変換し、Excelに読み取ることができた。

2023-09-26

Bloggerのxml処理

以下は、Bingチャットへのお願い文。一気に片付いてしまい、1344の文書をObsidianで扱えるように変換して、引っ越しさせた。

ーーーーー

Pythonのコーディングをお願いします。
PyQt5を用いたCUIによって入力するxmlファイルを定義する。解析の結果以下の3つの要素を単位とするセクションを一つのファイルとしてMarkdown文書として切り出してください。出力先は入力ファイルのディレクトリの下に「XML_cohtets」というディレクトリを作成しその中に書き込んでください。ファイル名は第一要素のなかから「最初の10桁(YYYY-MM-DD)」に半角アンダーバーを挟んで第二要素に拡張子mdを加えたものとします。書き込む順番は、第二要素、第一要素、第三要素、とします。なお、XmlParcerによる表示は必要としません。ファイル名には、一部の文字(例えば、`/`や`\`など)を含まないよう、削除してください。`content`要素が存在しないか、または存在していてもテキストが空(None)のエントリーがある場合、`content`をファイルに書き込む前に、それが`None`でないことを確認してください。書き込み終了時点で、書き込んだファイル数、「終了しました」を表示してください。

1:Element: {http://www.w3.org/2005/Atom}published, Element name:
2:Element: {http://www.w3.org/2005/Atom}title, Element name:
3:Element: {http://www.w3.org/2005/Atom}content, Element name:

2023-09-25

Obsidianとこれまでのノートアプリ、ブログ、そしてEvernote

 以前にもどこかに書いたことだが、これまで使ってきたノートアプリ関係について、書いておこうと思う。

古くはCalendarMemoというのを使っていて、そこに書いていたものは、パソコン(わたしはMacユーザだが)を更新したどこかのタイミングでデータが散逸してしまった(PowerMacで動いていた記憶なので、おそらく2000年代後半ごろ)。たしか、データは年月日の順に階層的なディレクトリに入っていたと思う。

このあと、多分ノートアプリではなく、Macのワープロをつかっていたか?MicrosoftWordに切り替えるまでのノートは今となっては表示も変換もできない(ひょっとしてできるかもしれないが、諦めている)。必要なものは、Wordに変換してあったので、1995年のものまで遡ることができる。その前のものは、日記のようなものは手書きだったと思う。みつけてあるものの、これは、スキャンしなければならない。

次に使ったのは(間が空いているので、なにか別のものを使っていたような気がするが)DayOneだった(2012-2017)。便利使いしていたが、バージョンアップと有償化のタイミングで、おそらく、並行して使っていたSimplenoteに切り換えた(2011-2023)。

Evernoteについては、古いユーザである(2008-現在)。ノートの数も現在では28000に届こうとしている。蓄えたノート、はたしてうまく利用できているのかどうか、タグをつけたり、ノートブックに分けたりするが、馬一つ有効利用できているとは言い難い。

2023年2月すえ、Obsidianのことを知り、Evernoteにもリンクを貼れることがわかった。また、これまでのDayOneやSimplenote に書いていた内容をObsidianに移行できることもわかった。同じような頃、ChatGPTをコーディングに活用できることを知った(手間はかかるが、Python初心者としては心強い)。ChatGPT-3.5の力を借りてPythonのコードを作って、引越し作業をおこなった。

ノートの他にブログに書いていることもObsidianに吸い上げることができれば、過去に書いたものを活用できるのではないかと思いつき、Niftyだったかは以前データを吸い上げていたし、gooブログの「読書と夕食」 とはてなダイアリーは、バックアップからPythonを使って吸い上げた。はてなダイアリーはもう少し細工が必要だが、それでもとりあえずは、うまく吸い上げることができることがわかった。

 さて、問題はここ、Bloggerである。バックアップはご丁寧に膨大な情報(どのような役に立つのか不明だが)を含むxml形式で出力される。これは、何処か別のブログに吸い上げるならともかく、Markdown形式のテキストに変換するというのも、Pythonをつかって作業するんだろうな。


2023-05-13

同期問題(データの)

Evernoteは、2008年4月から使っていて、ウェッブクリップに重宝している。noteの数も27000を超えた。とはいえ、保存しているデータを上手く利用できているかというと、そうではない。そこで、最近、補完するものとしてObsidianを利用することで、Evernoteに保存しているデータを上手く活用できるのではないかと考え始めている。

また、Obsidianだけでなく、DayOneやSimplenoteにもメモを書いていて、これらをうまく連携することができればいいと思っている。今回の書き込みは、入口だが、ObsidianとEvernoteの同期問題について書いておきたい。

Obsidianは、Obsidian自体が提供する有料のクラウドサービスが存在するがそれに代わるものは、iCloudしかないらしい。遅延の原因が、どちらにあるのか不明だが、データが同期できていない場合がある。

Obsidianの同期が遅い場合(同時に、緊急を要する場合)、MacのiCloudを一旦終了し、再開したうえで、Finderに表示されている該当するディレクトリをクリックして「雲マーク」を解消(同期するということ)すればよい。もう一つは、Obsidianを動かしたままシステム終了すると同期がうまく行かないようで、システム終了前に、アプリを終了しておくほうが良い。これは、iOSでも同様のようだ。

EvernoteでWebクリッピングをしても、同期に時間がかかることがある(アプリにしばらく表示されないということだが、もちろん時間をおけば、同期が進む)。こうしたとき、Webクリッパーで保存が完了していれば、クラウドでは保存できている。同期を早くするには、アプリで、保存したクリッピのキーワードを検索にかけると、検索は、クラウドを検索するようで、結果としてダウンロードしてくることになる。

ObsidianとEvernoteを連携するEvernoteのnoteを右クリックして「内部リンクをコピー」ー>「アプリのリンクをコピー」をObsidianに【インデックス名](アプリのリンク)とすると、この「インデックス名」をクリックするとアプリ(MacOSでもiOSでも)、該当のEvernoteのnoteを開くことができる(ただし、【インデックス名](アプリのリンク)の全角大括弧、全角丸括弧は半角)。ただし、Evernoteでの同期が完了していなければならない。 

iMacシステムの再インストール

自宅のデスクトップとしているiMac(Retina 5K, 27-inch, 2020、メモリーをおごって、合計40GBを搭載している)、たしか、MacOSは購入時にはMacOSはCatalinaだったと思うが、昨年Venturaにアップデートした。その頃からかどう不明だが、ときどき、立ち上がりのとき不調になって「再起動した」というメッセージが出ていたことがあった。

 ちょうど1週間前、2023年5月8日午後、Amazon Prime Videoを見ていたら急に画像が出なくなり、そのままフリーズしてしまった。リカバリーモードで立ち上げて、ディスクユーティリティでチェックしたら、修復不能のエラーが表示された。むしろ、再フォーマットしてクリーンインストールしたほうが良いと判断した。

データはクラウドに保存しているので、アプリを再インストールが面倒ではあったが、必要なものは限られているし、いずれもクラウドからダウンロードできるので、夕方までに復旧できるだろうと、再フォーマットからスタートした。

結果的にはとりあえずは良かったようだ。徐々にアプリも必要なものから再インストールしている。

2023-05-12

インターネット・トラブルの記録

2022−11-07 朝、突如ネットに繋がらない事に気が付き、e-mansionのサポートにメール、夕方には回復していた。 

2022-11-08 ルータの問題かと思い、友人にアドバイスをもとめながら、更新することになった。以下に書いている。 https://sigs-view.blogspot.com/2022/11/blog-post.html 

202211-16 自宅内のNASが不調になり、 https://sigs-view.blogspot.com/2022/11/nas.html 

2022-12-8 Decoをルータに使いMeshでうまくいっていると思ったが、VPN接続できなくなり、Torもだめということになり、Decoをアクセスポイントモードに変更して、上位のルータを複数の有線ポートを持つWiFiルータを検討することにした https://sigs-view.blogspot.com/2022/12/blog-post.html 

 2021-12-10 結局、TP-LinkのArcher AX55を設置。NASの件は別件、また、VPNの不通の件は、ログイン先が変更になっていたのを見落としていたからと判明した。 

2023-01-22 15時頃、インターネットが繋がらなくなった。自宅マンションのネットワークを管理するe-mansionのサポートにメールをする。 

2023-02-14 夕刻より、インターネットが繋がらなくなった。再び、e-mansionのサポートにメールをする。ここから、2023-02-20まで、断続的にインターネットに接続できず。

 2023-02-22 16時に担当者が来て、6Fの中継ハブのポートを変更(ケーブルの差し替え)、様子を見ることになった。 その後快調にアクセスできる。もちろん、通信速度は時間帯によってまちまちではあるが、昼間だと、Downloadが150−200Mbps、Uploadが100−150Mbps、夜でも!00Mbpsがでている(Usen Gate 02使用)ので、以前の古いルータのときに比べると格段に良くなったと言えるだろう。また、TP-LinkのDecoから、Archer AX55にルータを変更したことにより、おそらく、最大50Mbpsぐらい速度が上がった気がする。

2023-02-02

MacMini(late 2012)をなんとかしたい(その1)

このマシン、すでに何度かこのブログに登場している。 新しいところでも、2020年8月がそれ。それ以降は、宅内ネットワークのiTuneサーバとして、ScanSnapのホストとしてだけつかっている。念の為、ウィルスバスターもインストールしているが、MacOS(10.15、Catarina )はサービスされない。おなじく、使っていはいないが、インストールしてあるMSOfficeも同様。いよいよどうしよう、といったところ。

もうお払い箱のレベルだがそれでも、愛着があってだましだまし使っている。そろそろ、限界で新たに購入するかとも思うが、なにしろ、サブなので、何ならなくてもいい。

 それで見つけたのがOpenCoreLegacyというアプリ(https://www.dynaes.net/mac-mini2012-ventura/ 、このブログではOpenCoreLEgacyのバージョン0.5.1を紹介しているが、0.6.1がでている)。古いマシンに最新のMacOSをインストール仕掛けだ。もちろん、限界があって、Late2012が最新のVentraへの限界点ではある。だめでもと、試してみることにした。結果は、うまくいかなかった。

 原因の切り分けができていないが、OpneCoreLegacyがインストールする起動ディスクを認識してくれない。というわけで、とりあえず、断念。

で、どうしようなのだが、M2のMacMiniがまもなく販売されるので、それ、と言いたいところだが、メインがiMac(2020)なので、まだ数年はこれで十分だ。また、MacMiniはモニタをどうしようというところ。現在使っているのは、Thunderbolt2で接続するもので、旧態依然なので、HMDIやThunderbolt4が主流の現在では、使い物にならない。

2022-12-08

自宅ネットワークの新たな問題

ルータをDecoに更新してから、メリットは多いのだが課題があることがわかった。

それは、Tor Browser(より正確には、Onionからのリンクを受け取れない)とVPN(勤務先のそれ)がつながらないということだ。

マニュアルではVPNは問題ない(VPNパススルーという機能があると説明されている)ようだが、利用できず(ブロックしているようだ)、回避するための設定ができない(より正確には、VPNを通すためにPPTPもしくL2TP/IPSecの2択で選択することができるが、デバイスは指定できない)。ウェブで見てみるとDecoにはVPN接続に問題があることがわかる。

はじめは、中国の「万里の長城」かとおもったが(Tp-Linkは中国の会社)、同じ会社のWiFiルーター機器Archerシリーズには、VPNを通すよう設定(OpenVPN、PPTPもしくL2TP/IPSecを選択し、ネットワーク内のデバイスを指定できる)で管理できることがわかった(すくなくとも、上位機種にはこの設定があるらしい)。

上位機種のWiFiルータを上位に追加すべきなのかどうなのか、色々調査中。

その過程で、「L2TP/IPsec VPN プロトコルを用いた VPN Gate への接続方法」というページをみつけた(https://www.vpngate.net/ja/howto_l2tp.aspx)。これは、私のケースのような勤務先のネットワークに接続するためのVPNとはちがって、Tor Browserと同じ機能を果たすようだ。ただし、学術利用とかかれている。

2022-11-16

自宅ネットワークのNAS

 先日の自宅内のWiFiの更改後、テレビのビデオ録画用につかっていたNASが不調になった。録画を始めても数分で接続が切れ、録画していた番組を見ていると突然切れた。また、書斎のMacのTime Machineとして使っていた古いNAS(以前、HDDが壊れて別のHDDに置き換えて再利用していた)をつなぐも、これも、不調。

やむなく、テレビにUSBで直結する外付けHDDを急遽購入して、置き換えようとしたが、下調べが十分ではなく想定していた接続するUSBポートは録画には使用できないことが判明した。テレビが古すぎるということだ。それで、もう一度古いNASを再設定して接続したところ、とりあえずはうまく行った。当座しのぎにはなるといいのだが。

新しい外付けは、MacのTimemachine用にした。やれやれ。

いずれ、早晩取り付けているNASがトラブルを起こすことが想定できるので、後継をどうするのか、悩ましい。手っ取り早いのはテレビを新しくして、外付けHDDをつけてしまえば、ネットワークから外れるのでよさげではあるのだが。 

ついでのことだが、自宅書斎のiMacをmacOS Venturaにアップデートしてみたが・・・。

2022-11-09

自宅ネットワークの更新

 自宅のネットワーク環境を一新した。きっかけは、10月下旬、恩師の通夜と葬儀で久しぶりにあった大学の後輩SMから情報をもらっていたこと。かれは、TP-LinkのDecoシリーズをつかっていて、Meshがいいという。動的にWiFiの電波を登録デバイスに飛ばしてくれるのだという。

11月7日月曜朝、食卓においているiPadProがインターネットに接続できていないことに気がつく。ルータをリブートしても解決しない。どこに問題があるのか切り分けができなかったものの、ふとした拍子につながった。当日は、午前中テニスに出たが、昼頃、排気ダクトの清掃を依頼していたので、早々に帰宅して、清掃の業者の方とやり取りしながら、書斎で色々と試してみた。ルータのログをみると、NATPが不足と言っている。これは、ルータの容量不足のようだ。

それで、この際なので、自宅ネットワークの更新を決断する。後輩のすすめのTP-LinkのDeco50を2台と8ポートのスイッチングハブをAmazonで発注、8日夕刻までには届いたのでさっそく交換作業を開始する。気がついたのは、ルータのポートの数。もともとのルータには、WANポート+3ポートだったが、Decoは全部で3ポート。しかも、8ポートのハブは全て埋まっている。結局はもとのハブと併用することとなった。

後輩のアドバイスをもらいながら、マンションのほぼ中央に設置したDeco50からの電波がよわいところに、もう1台を設置。もともとのWiFiアクセスポイントは自宅の有線ネットワークにはつなげるものの(音楽を流す)、WiFiは停止した。DecoのMeshはなかなかお利口さんで、デバイスがいるところに向かって電波を飛ばしてくれるようで、時間を追って電波強度の濃淡が薄まってくる感じがする。

更に良かったことは、回線スピードが改善したことだ。もちろん、集合住宅なので、時間帯によっては、上下するものの、良好なときにはほぼ倍。UPが135Mbps,DWNが157Mbpsとなる。モダンなマシンの恩恵を受けた感じ。

2022-05-26

定年後の職場の状況

 この3月で私の立場が大きく変わった。70歳で定年退職して、1988年以来、34年間使用していた自分のオフィスを失うことになった。ただ、数年前から、とりあえずは自分の書籍とパソコン環境を同じ組織の別のキャンパスに移す算段をして、「居場所」を確保できている。その状況を記録しておく。

 幸いなことに、スペースとしては倍になったとはいえ、基本的には部屋(研究室という看板だが)はミニ図書室の扱いなので(出入り自由で鍵はかからない)、私自身は図書の管理者に限りなく近い。ただし、前任者の図書と私の図書を管理するので、これはこれで心が落ち着くところだ。ただし、運び込んだ図書の未開封の段ボール箱は多数残ってはいるのだが・・・。

 仕事用の資材としては、もとのオフィスから所蔵していたMacMiniとiMac(ただし、ScanSnap操作の専用) 、ほかに、Macbook Pro(持ち出して、非常勤講義につかう)とMacbook Air(ミニ図書館の管理用)。ハブを設置して、プリンター(Oki C531n)とAirMac Express(施設のWiFiの補助として)を引っ越ししてきてこちらのネットワークに接続した。また、オーディオも引っ越したので、ひっそりとした音量でBGMも流れている。

私の境遇は、年単位の更新で最長3年といわれているので、それまでの間にこの図書の目録を公開して(所属先の図書館の所蔵図書以外のものもそれなりの冊数が含まれる)、その後も、それを理由に自由に出入りする根拠を作ろうかと思っているのだが。それはそれ、うまくいくかどうかは別の話だ。うまくいかなかったろころで、まあ、いいだろう。

2021-03-09

ほんとかいな?

 ブラウザごとの挙動が違うことがきになり、サイトごとにブラウザを変えようとしている。しかし、共通に必要な拡張機能が存在する。たとえば、EvernoteのWeb Clippingなどだ。ところが、Safariは、うまく行かない。調べてみると以下のような情報があるが、どうだろう。

 

https://support.apple.com/ja-jp/HT211233

2020-08-30

MacMini(late 2012)の延命措置

そもそもは、このMiniはメモリーを16GBにアップグレードしたときに裏蓋をとっているし、TG Proというファンコントロールのアプリを入れているのだが、念を押して、免震パッドを二枚重ねにして下の空間を開け、さらに、ノートパソコン用のファン(すでに設置)の風を通りやすくしておいた。

今朝 、近所のヤマダ電機に免震パッドを探しに行ったが売っていなくて、マックスバリューの2Fにあるダイソーで見つけた。前回いつだったか、ヤマダ電機にネットで調べて、在庫確認ができないもののありそうな用品を購入に行ったのだが、係の人にお世話になった。今回も同じように、聞いたのだが、ないそうですと。係の人が在庫チェックができるようなシステムを作ったほうがいいな、ヤマダ電機に限らず最近のドラッグストアもそうだが、やたらとごちゃごちゃとおいていて、担当の人が大変だ。ダイソーはそれほど大きな店でもないので、探す気になるのだけれど。

このMiniは27インチのAppleのモニタを接続しているのだが、新しいiMacのデュアルモニターにしてみたものの、そこまでもとの思いで、2台共残すことにした結果の判断。そもそも、MacOSには複数のモニターを選択する機能があるので問題はないと思う。

 

2020-08-29

2020年8月のあれこれ:MacMini(late 2012)のクリーンインストールとiMac(2020)購入

2020年8月のあれこれ

まずは、コロナの騒ぎで4−5月は在宅業務だったので、ロートルのMacMini(late 2012)には大いに負荷がかかっていたからであるのか、カーネルパニックを頻発するようになって、先週(8/20頃)、ついにOSのクリーンインストールを決断した。データは、Dropboxに入っているので、再フォーマットをかけても問題はない(時間はかかるが)。ついでにMacOS Catarina 10.15.16にまでアップデートした。

 これは、二度目のクリーンインストール。

それから、相棒にしていてたiMac(20インチ、early 2008)、これも、OS(El Capitan)がアップデートが出来ないので、そろそろ限界だと思っていた。それで、27インチのiMac(2020)を購入して、再生したMacMiniの方をサブに回すことにした。新しいiMacは、BTOでSSDを1TBアップグレードしたもののメモリーはデフォルトの8GBにしておいた。アマゾンで16GB✕2(V-color TechのDDR4メモリー)を購入し、自分で組み付けて、合計40GBにアップデートした。

トラブって時間がかかったのは、古いiPodからの楽曲データの吸い上げ。DropboxやEvernoteの同期も気がつくと終わっていた、という感じで、流石に新しいマシンは違うとおもった。

2020-06-05

iMac(20-inch, Early 2008)のトラブル、Bluetoothが機能せず

もう、十分ロートルで、OSもEl Capitan 10.11.6まで来ているが、これ以上は無理というマシン。ほぼ、iTunes専用となっているので、寿命がいつ来てもしょうがないという代物だが、意外にタフでこれまでヘタったことがなかったのに、今夜はBluetoothが死んでいて、Keyboardにも繋がらなくなってしまった。古いUSBのキーボードを繋いでみて、色々試す。
(1) ライブラリのBluetooth関連のファイルを削除して再起動 ー> 反応なし
(2) PRAM リセット ー> 反応なし
(3) SMCリセット ー> ようやく復帰

いまメインにしているMacMini(late 2012)もだましだまし使っている。いろいろ、限界に近づいていることは確かなんだけれど・・・・。

2020-05-21

Chromeのシークレットウィンドウの使い方(2)

Gmailの複数アカウントの処理でChromeのシークレットウィンドウをつかいはじめたが、しかし、シークレットウィンドウゆえの問題もあることがわかった。

勤務先の認証サーバがビジーになってログインができなくなると、シークレットウィンドウに引っ越ししようとしていたことがトラブルのもとになることがわかった。シークレットウィンドウはキャッシュをクリアしてくれるわけだから、当然のことなのだけれど。それで、ふたつのブラウザを使い分けることになった。Chromeの方は、勤務先のGmailとGoogle Classroom関連で使い、あらたに、Firefoxをインストールしてそちらに、もとからのGmailアカウントほかを引っ越すことにした。

2020-05-08

Chromeのシークレットウィンドウの使い方(1)

Google Chromeのシークレットウィンドウの使いみちが今ひとつ理解できていなかったので、報告をかねて、こういう使うことがあったのだと理解次第。

それで、下記に従うことにした
2つのアカウントの片方をChromeだったらシークレットウインドウで運用してください

前提としては、わたしは、複数のGmailアカウントより従来から持っていた、また、Chromeユーザであったというのが、切り分けの第一歩ではある。

問題点は、Googleのアカウント、従来持っていた私的なアカウント、最近になって、業務によりGoogle ClassroomとかYou Tubeも業務用アカウントをつかうようになったので、アカウントの切り分けが頻繁になっていた。ところが、Chromeではキャッシュの都合であるのか、時間経過とともに、オリジナルのアカウントに自動的に変更してしまう時がある。そうしたときは、たとえば、YouTubeの場合、一旦オリジナルアカウントをログアウトして、必要なアカウントにログインして切り替える必要がある。

ところが、悪いことに、ここでログアウトすると、Chromeはすべてをログアウトしたとみなすのか、もう一度ログインが各サービスで求められるのだ。それで、上のリンクのようなアドバイスをみつけたということだ。Chrome ブラウザには、別のウィンドウで出てきて、双方のアカウントは独立して動いているようである。

今夜はわざわざログアウトして検証するつもりはないので、明日検証!ということだ。

2019-12-30

Googleアカウントでのトラブルの経緯

先週木曜夜(2019.12.26)に、Chromeでのアクセスが不調になり、キャッシュをクリアしようとGoogleアカウントへのログインに失敗し(間違ったパスワードを数回入力した)、48時間後にリセットとの通告を受けた。不幸中の幸いといっていいのかどうかだが、オフィスのアドレスが変更になっていたのだが、バックアップコードの送り先になっていたので変更したばかりだった。なぜ、そうなったのかというと、ドコモのスマホ(iPhone)へのSMSが届かないので、どうしても必要だったから。

2泊、予定していた旅行に出て、日曜(2019.12.29)に帰ってきてGmailにアクセスすると、パスワードを変更するようにメールが届いていて(バックアップ用のオフィスのメルアドにはどどいていないし、SMSにも届いたいなかった)、パスワードを再設定して、再び利用できるようになった。また、二段階認証も復活させた。このブログもそうしたサービスの一つではある。

おもいたって、2台目のスマホ(AndroidのデュアルSIMでIIJでドコモのネットワークを利用)の携帯番号へのSMSをバックアップ用に再設定すると、問題なく通る。ネットを見ると、ドコモのSMSを利用すると失敗するとの事例が多く見られるが、私の場合、Evernoteなど他のサービスは届いているので、理由がよくわからない。また、IIJの方だとうまくいくというのも、かえって謎が深まったとも言える。

2019-09-09

ソーシャル・メディア・フィード

以前はTwitterfeedを使っていたが、2016年にサービス停止、また、Goo Blogが自身でTwitterにfeedしてくれていたが、そのサービスが今年の冬に停止。たまたま、Twitterfeedを覗いてみたらdlvr.it(https://app.dlvrit.com/)というサービスをリコメンドしていたので、サインインしてみることにした。3つのブログをfeedするだけだが、一日で無料ユーザのリミットの3feedを超えてしまい、有料ユーザになるようにとメールが送られてくる。こちらはビジネスでもないのだからサブスクはつらいものがある。

そこで、他にないのかと調べてみると、IFTTT(https://ifttt.com/)が使えそうだということがわかった。このBloggerアカウントをTwitterにfeedして、dlvr.itの設定を2つに減らしてみることにした。なぜBloggerだけになったかというと、IFTTTにはデフォルトでFBとTwitterと連携する仕組みがあったからというナンチャッテの理由。

このポストが最初なのだが、うまく飛んでくれるだろうか。

2019-08-28

オフィスのMacMini更新

オフィスのMacMiniを更新することにして、プロセッサーは3GHzのIntel Core i5とおごらず、ただし、メモリーを16GBにし、ソリッドステートのディスクスペースを1Tとした。

古いMacMiniが調子を崩したあと新しいMiniのリリーズを今か今かと待っていたのだが、我慢。これまでは、本来MacBookAirの代替と思っていたMacBookProをメインマシンにしていたのだが、ようやく念願かなったといったところだ。

出くわした問題は「移行アシスト.app」が途中でストップしてしまうこと。ユーザ情報は引っ越しできたが、それ以外が全くだめ。そこで、必要最小限のappをマニュアルでインストールしていくことになった。とはいえ、多くはネットでデータを共有できているので、時間的にはDropboxの同期に2時間ほどかかったもののあとは、スムーズに移行できた。

追記:9月6日
次の問題は、AppleのThunderbolt2 ディスプレイをUSB-Cに変換して接続していたのだが、不安定、立ち上げのときにうまく接続できずブラックアウト状態になってしまう。また時々断続的に画像が乱れる。4つあるポートを変えるとうまくいくことがあるがそうでもない。

やむを得ないということで、ディスプレイを探すが、そんなに金をかけたくない。それで、LGの29UM69G とした。理由は接続端子が三択(HDMI、USB-C,DisplayPort)、ワイドなこと。ただし、ワイドについては、幅はあるが、縦が寸が詰まっているので、それほどのメリットは感じられないが、ともあれ、接続に関しては、落ち着いたようである。

2019-08-05

熱暴走ではなかったのか?

昨日、クリーンインストールしたのだが、とりあえずは、動いてくれているけれど。

2019-08-04

やれやれのクリーンインストール

最近、自宅のMacMiniの不調は伝えたところだ。今日は最悪で、立ち上げのプロセスでカーネルパニックを起こしてしまう。色々やった結果、クリーンインストールしかあるまいということになった。

実際のところ、このマシンには色々と古いファイルがあるはずだが、それも、長きにわたって特段の必要も問題もなく来たので、この際、えいやっと別れを告げることにして、クリーンインストールを選択することにした。しかし、それでも、すんなりとはいかない。

prebootボリュームをインストールできないと来た。しらべると、これはインターネットでしらべると、インターネットリカバリーしかないらしい。しかも、それでダウンロードできるのはHigh Siera!ダウンロードしたあと、Mojaveまでアップデート。

その後もあれこれとアップデートの作業が続く。やれやれ!

しかし、これで落ち着いてくれるのかどうか・・・。

仕事場でも、機種を更新しようとしていて、うまくいくのかどうか。納品が月末のようなので・・・。

2019-07-28

MacMini late 2012の頻発するカーネルパニック

昨日、MacOS 10.14.6 Mojave(MacMini late 2012 8GB右)のカーネルパニックが頻発、メモリー管理のライトメモリー.appが怪しいと睨んでいたが、とりあえず、CMD+Rでリカバリーディスクから、「ディスクユーティリティ」で修復。それでも、頻発。やむなく、昨夜遅く「MacOSを再インストール」。

今日になっても、やはりカーネルパニック。ライトメモリー.appを削除。TrendMicroはサポートをやめたようだ。https://applech2.com/archives/20190701-trend-micro-end-of-support-lightcleaner-for-mac.html

2019-06-20

使えないよね、文字化け、Office365のExcel

職場がライセンス契約しているので、MacBookPro MacOS10.14.5 のMSOffice2016をOffice365に置き換えた。csvファイルを読み込もうとしたら、csvファイルは文字コードはデフォルトのSift-JISにもかかわらず文字化け。いろいろ試したが、結局、まず、CotEditorでcsvファイルを読み込んでutf-8 BOM付きで保存しなおして、改めてExcelで開くと文字化けなし。文字コードではトラブルよねえ、MSさん!

2019-03-05

Lime in Australia

そういえば、先日のオーストラリアで見つけた新しいもの、忘れないうちに書いておこうと思う。

今回は2月17日成田を出て、18日にブリスベンについた。まず目についたのは緑色の電動のキックボードのような乗り物、ヘルメットをかぶっている人もいればそうでない人もいた。また、街角にはあちこちで放置されていた。それは、Lime。電動自転車や電動キックボードのライドシェアというわけだ。

https://www.li.me/

20日にシドニーに移動した。あまり多くはないが、今度は、緑色のLime(キックボードはなし)のほかオレンジ色の自転車。あちこちに転がっている。シドニーには他にも類似のサービスがあるらしい。

https://differentville.com/comparing-sydney-bike-share-companies/

22日の夜に在シドニーの日本人の友人から聞いた。電動キックボードはシドニーでは許可が下りなかったこと、また、シェアライドの自転車があちこちに放置されていて、問題になっていること、Limeのサービスのうちシドニーで許可が出たのは電動自転車であることを聞いた。

現在、シドニー市内はトラムの建設工事が進んでいて、サーキュラーキーからジョージ・ストリートを南下してセントラル駅あたりから左折してサリーヒルズを抜けていくのだが、工事中が続いていつ終わるのかわからないと。更には、工事を請け負ったスペインの会社と当局が工事遅延などでもめていること、それもあって、工事が進んでいるようには見えないこと。もともとシドニーはトラムが大規模に発達していたが、モータリゼーションとともに道路下に路線が埋め立てられたことによって、今回の工事がそれを掘り出すことになり、歴史的建造物(トラムの線路も)もふくめて地下構造物の複雑さも遅延の原因のひとつとやら。

2019-03-03

iPhone6からiPhoneXRへ

昨日、ようやく機種変更、22年の長期契約なんですねと言われた。このiPhone6は2014年11月にdocomoショップで購入したもの。それまでは、ずっとガラケーだった。iPhone自身は2009年11月に3GSをsoftbankで購入し、その後4S、5と更新して使っていたから、その間は、スマホとガラケーの2台持ちだったことになる。iPhone6でガラケーをやめようと思ったのは、今となっては、思いだせないがこのブログの過去を見ると、2014年9月20日にその目論見を書いている。

その前年にロックフリーのiPhone5を購入して海外で使い始めていた。国内では、iPadとともにイーモバイルのモバイルWiFiにつないでいた。同番変更でIIJmioのSIMを挿せばロックフリーのiPhoneの活用もできる。そう考えたのが、きっかけだったようだ。このあとで、docomoでiPhone6に機種変更し、ガラケーをやめた。docomoは2013年からようやくiPhone5sから販売を開始していたというのもその動機のひとつだろう。

ガラケーを使い始めたのは、神戸震災(1995年1月17日)がきっかけだった。名古屋でも結構揺れた。一週間ほど立って神戸に行ったのは自分自身の母校が東灘区だったこと、友人が何人もいたことだった。JR芦屋の駅前ではドコモがテントを張って携帯電話を売っていたのが印象的だった。流石にその場で買ったわけではないが、そのしばらくあと(翌年かもしれない)に友人と示しあわせて携帯電話を持つようになった。同じ頃(もう少しあとだったかもしれない)、Palm社のPDAを使うようになった。

機種変更までに時間がたっていたので、午前中にMacのiTuneにバックアップしたまでは良かったが、まず、渡されたiPhoneXRのシステムのバージョンが12.0.1だった(iPhone6の方は12.1.4になっていた)のでシステムのアップデートからスタートしての復元だった。さらに、ドコモメールのセッティングとLineの引っ越しに手間取った。ドコモメールはプロファイルをインストールしなければならないことをすっかり忘れていた。ネットでその情報をみつけて、更新した。Lineのほうは、パスワードを忘れてしまっていて、しかも、ドコモメールをIDに使っていたようで、ドコモメールの方にパスワード失念のメールをLineから遅らせようとしたが、うまく行かなかった。設定を見ると、メルアドの変更というのができるようなのでGmailのそれに変更し、電話番号も引き継ぐように設定して、とりあえずは事なきを得たと行ったところだ。

そのほか、こまごまと移行手続きを進めなければならず、面倒で、時間をだいぶ使った。