Googleが書籍検索サービスの日本語版をリリースした。早速、アクセスしてみて、最近遅まきながら読み始めた『伽藍とバザール』をキーワードとして入力すると、一冊だけ引っかかってきた。
『MNGプロジェクトのコピ−レフトなア−ティストたち』にあるとの情報がすぐに返ってきた。この書籍は、取り寄せなので、たぶん店頭に並ぶことは滅多にないのかもしれない。全文ではないのかもしれないが、ざっと、内容を見ることができるので、これは、入手する必要があることがわかった。さっそく注文!
これが、書籍検索サービスの醍醐味だろう。著作権問題を超越して、こうしたサービスが充実することを望む。さらには、オンディマンド出版も含めて、出版の制作・流通・在庫コストが削減の方向など、出版業界が脱皮することを望む。
Googleの創設者のひとりセルゲイ・ブリンの「夢だった」という書籍検索サービスについて、そのコンセプトが紹介されているCNETのニュースもクリップしておこう。
ブック検索におけるGoogleのパートナー戦略の理念
* コンテンツプロバイダーと非排他的に協力していく
* 出版社はブック検索に関して100%のコントロールを持つべき
* ブック検索で得た収益をパートナーに還元する
CNET Japan:Google ブック検索、日本語版がオープン--書籍の全文表示も:http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20352268,00.htm
No comments:
Post a Comment