まあ、風呂に入らぬのは不潔だというのは日本人発想だし、清潔にしなければならないというのは近代の発想だな。不潔という概念も、相対的なものだ。わかりにくければ、「不潔だ」と思えば、「不潔に見える」ということに過ぎず、不潔の度合いにも絶対的な基準はない。
絶対的な基準は、近代的な清潔感(あるいは衛生観である)の視点で眺めているから、その基準にてらして、不潔に見えるという以上でも以下でもないということである、ということなんだな。でも、それが当たり前と思っている我々にとってみると、過剰な清潔感(あるいは、衛生観)であるという批判は、わかりにくいよね。
「不潔の歴史」:風呂に入る輩は、火あぶりの刑に処す(○○の歴史・文化史) / ヒロさん日記:http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1906255
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