2011-09-23

台風15号の際に、首都圏で多数の帰宅困難者が生まれたのは、大きな台風に慣れていないためだと考えたこと - 夏かしのブログ

学校関係者として考えてみると、現在のやり方は、いかがなものか。例えば、台風の場合、居住地域もしくは学校所在地域に「暴風警報」が出された場合、7時までに出れば午前中休講、11時までに解除されなければ全日休講となっているのだが、これは、夜中から午前中に警報が出た場合で、登校後に警報が出た場合、その時点で、帰宅させなければならず、このブログと同じ判断をしなければならないところが悩ましい。
また、たとえ、暴風警報が出なかったとしても、大雨警報で交通機関がストップしてしまえば、登下校できないわけで、たとえ、警報が出た時点で休講と判断するにしても、やっかいだ。そこで、この際、この手の決まりをなくしてしまってはどうか。
津波の際の「てんでんこ、てんでんこ」ではないが、関係者が自分で判断することにして、その判断を尊重する、つまりは、休講になっても、登校しなくてもそれはよしとすることでいいのではないか。無理して移動して事故を起こされるよりも、自己判断で無理をしないことをよしとするような仕掛けをつくること、それが重要ではないのか。
ただし、登校後は情報を流し続けるし、あらかじめ、登校しないことも意味のある判断であることを教育することが必要だ。

台風15号の際に、首都圏で多数の帰宅困難者が生まれたのは、大きな台風に慣れていないためだと考えたこと - 夏かしのブログ

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