2025-06-15

ユニバーサルコントロールについて

 今年の3月から仕事場を引き上げ、そちらのMac mini(2018)とPromise Pegasus(NAS)を自宅に持ち帰った。自宅の書斎にはメインで使用しているiMac(Retina 5K, 27-inch, 2020)と2台を並べておいた。PegasusとはMac miniのファイル共有を介してiMacのTime Machineの保存先として利用していた。だから、Mac miniの方は起動しているもののファイルサーバのコントローラーとして利用しているだけだったといえる。

ところが、Pegasusの方は、Mac miniのOSのバージョンアップ(Sequoia 15.5)でついに認識しなくなった。以前から、レガシーデバイスのドライバをアップデートするように表示がしつこく出ていたものの、なんとか、認識できていたのだが・・・。

それで、Mac miniをあらためて、どのように利用するのか、とおもったが、Time Machineのターゲットにするにはストレージの残量が129GB/1TBとなっていて、使えない(もっともデータが重複しているはずなので、そのうちなんとかしよう)。思いついたのが、ユニバーサルコントロールを利用してマウス(トラックパッド)とキーボードを共有して、両マシンを活用しようということだった。

もちろん、コピー&ペーストもできる。 

ユニバーサルコントロール:1つのキーボードやマウスでMacやiPadを行き来しながら作業する: https://support.apple.com/ja-jp/102459 

ユニバーサルクリップボードを使ってAppleデバイス間でコピー&ペーストする:https://support.apple.com/ja-jp/102430 

2025-05-18

iPod Classicでのトラブル

 2025-05-15に、車載のiPodがディスコネクトされていて、いつものリブート(センターボタンとMenuを長押し)では復旧しない。これまでもリブートしてからの再生曲数が500曲を越えるとディスコネクトされていた。いったん、自宅に持ち帰ってiMacに接続してみるが、Finderが認識(iTunesは認識しない)してDFUモード(これは、リモートディスクとして認識するということ)に入り、ファームウェアをダウンロードするというメッセージがでたが、その後、エラー1675がでて、接続が切れてしまう。また、同じてじゅんでの別の挙動では、「このiPod用のソフトウェアは現在使用できません」が表示される。デバイスがふるすぎるということか?、認識しないようにおもえた。以下に再録するようにiPod ClassicはストレージをSSDに交換し、バッテリーも交換していた。

 

そろそろ、寿命かとかんがえたので、代案としてAndroid(Oppo)に音楽データをコピーしようと思った。しかし、データを一括で移動するのは面倒だ。まず、一番簡単そうなのは、直接に接続することだが、しかし、AndroidをUSBでMacに接続しても、ディスクを認識してくれない。Androidの方の設定がよくわからない(USBの設定をデータ移行できるようにへんこうするようにとの情報もあるが、設定にはみつからない)。色々探した挙げ句、MacとAndroidのデータの格納場所はわかったけれど、Macのデータは、アーティスト単位のフォルダがトップで、その下にアルバムのフォルダ、そのなかにMP3データが入るという入れ子構造になっている。Androidのほうは、MP3データファイルをコピーできたが、フォルダごとというのができない。Googleドライブにデータをいれて、引越し作業しようと試みるが、楽曲単位でしかできないので思案していた。


ところが、すったもんだの挙げ句、iPodの液晶にバッテリーがショートしているという表示が出て、バッテリーを充電したら再起動した。やれやれ!どういうこと?根本的な解決?想像するに、電源切れのままリブートしようとしたので、プログラム的に復元モードに切り替わり、ファームウェアのバージョンアップはないのでスタックしてしまったようだ。もともとは、バッテリーが消耗していたので(バッテリーも更新して1年半ぐらいだから、たぶん、長時間ドライブが最近少ないから消耗していたのかもしれない)車載システムからディスコネクトされていたということだろう。iPodの表示も電力が少ないからかすかに見える程度だったということもある。

 

さて、iPod Classicにかんする記録の再録。遡るが、別に書いている日記から、このiPod Classicの記事を以下に再録しておく。このデバイスは実は、2023-12-28にストレージとバッテリーを交換している。

[2023-12-28] 15時からの予約でiPod ClassicのバッテリーとHDD160GB→SSD128GBへの交換の予約を入れていている。・・・前日にネットで調べて予約していた「iPhone修理のクイック」に向かう。予約時間より早く到着したが、1時間ほど(の作業に時間がかかる)というので、携帯に電話を入れてくれるという約束で、まずは、JR高島屋10Fの催事会場の「琳派、若冲、ときめきの日本美術」という京都の細見美術館の出品を見に行く。店からの電話は、あっけなく15時半にかかってきて、ちょうどタイミングが悪く「若冲」のまえだった。このコレクションの若冲の作品は、水墨主体で、極彩色のものはない。明治の細見家のコレクションの趣味もそのようだったのだろう。プライス・コレクションのような極彩色のものは、たしか、1点ほどであったかと思う。想像するに、デザインとしては優れてはいるが彩色の作品の評価は低かったので購入していなかったのかと。コレクションの年代が書かれていないので、よくはわからないけれど。

iPodの修理はあっけなく終わった。この店は、Apple製品中心というわけではなく、Androidもふくむスマホの修理の専門店のようで、くわえて、MacBookも修理が可能ということ。おもいがけず、あっさりと、しばらく前にどうしようと迷っていたものが解決した。帰宅して、「ミュージック」で楽曲をコピーする。128GBのSSDにリプレースしたが、使用したのは45.4GBだった。重量は断然軽くなったし、動きも早くなった。これで、iPodの寿命延長ができたというものだ。今どきはスマホに楽曲を保存するというトレンドなのだろうが。

もともと、このiPodは車に常備していて、数日以上に旅行に出るときには宿に持参して(小型スピーカーで鳴らして)いたものだ。今回も、数日前からバッテリーの寿命がきた(しばらくだましだまし使っていたし、今回も、充電できていたから、なんとかなっていたのかもしれない)ときには、AndroidをBluetoothでAmazon Primeで楽曲を聞いていた。もちろん、これでもいいんだけれど・・・。しかし、自分自身の音楽CDのコレクションをすべて入れているから、自分のiPodを使うのが快適なのだ。だから、思い切って、長寿命化を試してみたということだ。

2025-01-25

古いMacの活用、その第2弾

 今回書くのは自宅においてあって、すでにiTunesのサーバーとしか使っていなかったMacMini(Late 2012)を先のMacBook Airと同様にOSX 10.8.5(Mountain Lion)に工場出荷復元をした。今回の報告は、セキュリティの事情(セキュリティ証明がとれない)でなんともならないSafariに代わるものはないかと探してみたらFirefoxの古いバージョンならなんとかなるようだということがわかった。


セキュリティの事情

以下には、Chromiumなら古いOSXにも適応と書いてある。

古いMacOSについて

Firefoxという チョイスも!

Firefoxの場合


ということで、Safariが当てにならなくとも、他のブラウザでクリアができるということ。


[追記]Firefoxだた、もちろんすんなりではないが、すくなくとも、セキュリティ証明書を取得できる。Safariもやれば!といったところか。なにしろ、SafariやAppleStoreなどは、とにかく、アクセスもさせてくれないんだから。

 [手順]
以下からMac用のファイルをダウンロードし、
[Directory Listing: /pub/firefox/releases/45.9.0esr/]
解凍した結果現れる「firefox-sdk」フォルダの下の「bin」に含まれる「Firefox.app」を古いMacMiniにコピーする。
起動すると古いMacMiniがインターネットに接続していれば、「Firefox Bowser」のアップデートを促すページが表示される。
他のページにアクセスしようとすると、「Your connection is not secure」というページが表示されるので「Advanced」ボタンをクリックする「Add exception」をクリックすると、セキュリティ証明を取得するウィンドウが表示されるので、「Get Certificate」をクリックし、「Confirm Security Exception」ボタンをクリックする。
完了するとインターネットのどのウェブページにもアクセスできるようになる。
ただし、Appleのサイトにはアクセスできない。おそらく、Appleだけでなく、様々なサイトでアクセスが拒否されることが予想されるが、少なくとも、Google様は寛容なように見える。