2010-12-29

T-Timeの.bookフォーマットのiPadへの処理

みなさんには、既知のことだと思うが、私自身のメモの意味も込めて、書き残しておきたい。

Macintosh上の操作であることを予めお断りしておく。

T-Time5.5.7(ライセンス登録)には、「書き出し」機能がある。電子文庫パプリでiPhone/iPad対応でない電子書籍でも、この機能を使えば、iBookに変換して読むことができる。ただし、フォントはOsaakaになるが。

目的の図書をダウンロードして、T-Timeで開き、「書き出し」機能で書き出す。すると、1ページごとに書き出すのだが、ここで注意すべきは、開いたページの形状と文字数(および、レイアウト)がそのままjpeg形式で書きだされる。厳密には、ここで、iPadに最適の文字数を見つけておくべきなのだが、まあ、それはそれとして、好みでいいだろう。
次に、これらのページをPreviewで開く。「すべてを選択」を利用して、1ページごとに分割されているものを選択する。これをPDFに印刷する(印刷機能で行う)。
DropBoxなどのiBookの「フォルダ」で利用するリモートディスクスペースに保存する。iBookで、新しく作成した文書を選択すると、ダウンロードが始まり、あとは、iBookへの登録手順で、例のページめくりなどの機能をそのままに使うことができる。

こんな面倒なことがなくなるような、共通形式での電子出版が最適であることが望ましいのだが、しばらくは、この手の各種のノウハウが必要となるのだろう。

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