2011-03-21

フライブルクから地球環境を考える~村上 敦のエコ・エッセイ~  - フライブルク環境ジャーナリスト村上敦

別件の用があって、日本の「エネルギー白書」(ぜひ読んでみてほしい)を読んでいるが、今となっては、なんと空虚であることか。日本の電力の原子力発電への異存率は30%弱、大きな数字ではあるのだが、そして、一方の温暖化ガス排出を減らすために原子力発電への異存を高めたいところであったであろうが、今回の巨大事故は、この国のエネルギー政策の転換を迫らずにはすまないだろう。

以下のブログは、この事故の補償金が、現時点ではほんのわずかな1200億円を上限とするものにすぎないことを指摘し、かつ、そもそも、最近は建設コストが格段に上昇しており、この段になって、原子力発電に依存することのコストがそろばんに乗るのかどうか、いっそうの議論が起きるよう問題提起している。

このブロガーの問題提起が広く議論されていくことを望むものだ。

フライブルクから地球環境を考える~村上 敦のエコ・エッセイ~  - フライブルク環境ジャーナリスト村上敦

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