琵琶湖周辺でとれるニゴロブナを材料に作られていた「鮒ずし」が、琵琶湖産ではあるが(だとおもうが)外来種のブルーギルやブラックバスを使って、一部(どのくらいの割合だろう)つくられているのだそうだ。また、ニゴロブナであるとしても養殖の香川県産である場合もあるという。
別に、原材料や産地の表記詐称が起こっているかどうかを取り上げるつもりもないけれど、「鮒ずし」のようなローカルフードがグローバル化していくという現状、どうしたものか。表記詐称せずに、さらに同じような味であればむしろ「グローバル化」を寿がねばならないのであるが、もし、値段が安くなって、相対的に高価な「本物」を駆逐していくようであれば、何のことはない。
宇波彰現代哲学研究所 鮒ずしのグローバル化:http://uicp.blog123.fc2.com/blog-entry-97.html
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